MY第一次珈琲ブーム（２）焙煎　お初

引っ越して３年ほど経った頃

家の近くに、『珈琲豆屋　豆太』という小さな珈琲屋が出来たんだよね。

海そばの不便な町には喫茶店など無くて
本格的な珈琲が飲めるという事もあり
週一ぐらいで通っていたかな。

店主の青年が、それはそれは丁寧に淹れるから
もともと手仕事を見るのが好きな自分は
美味しい珈琲を頂くのと同じくらい
彼が珈琲を淹れる手順も一緒に楽しませてもらって。

暫くして、彼が店で、珈琲の豆を自ら「焙煎」している事を知ったわけ。

きたな〜、焙煎！って感じっすよ！

そんなある日、店が隣町の葉山で行なわれているイベントに

「焙煎体験」教室で参加する事を聞いて、新しもん好きな自分は、

迷う事なく、すんごいスピードで申込みをした。🏃

体験教室当日、娘と二人で参加。

焙煎は、初歩の初歩で「手網焙煎」。

その時間は自分達しかいなくて、ゆっくり、丁寧に教えてもらえたっけ。

コンロの上で、網を揺らしながら、少しずつ色が変わっていくのが

ただ単純に面白かったし、それにつれての音の変化、香ばしい香り…。

その各過程、全てにクギ付け状態（笑）

以前、見た大きな焙煎機とは、全然違うけど

自分の手で豆を炒る体験は、

またグッと珈琲の魅力に近づいた瞬間だったと思う。

炒った豆は、お土産でもらって帰り、彼から教えてもらった淹れ方で

とても丁寧に淹れ、ゆっくりと味わいました。

「豆太」さん、ありがとう😃

「豆太」さんの店舗は、その後少しして、閉じてしまったけど

今は、「波の音珈琲」という名前で、ネット販売をされています。

ぜひ、覗いてみてね〜。

実は密かに、この豆太さんみたいになるのが、第一目標だったりする。

夢は大きく！

波小屋日記